愛おしいもの

とある日のこと。


お休みで長女5歳がお父さんと
近所の公園で遊んでました。

その公園は古い市営住宅の真ん中。

我が家から徒歩1分くらい。

ちょうどキッチンの窓から子供達が
遊んでる姿が確認できるので、
いつも安心して遊ばせてます。
(あ、もちろん一人では行かせません)


いっぱい遊んで、
そろそろ帰って来るかな〜〜？
なんて夕飯の支度をしながら待ってたら、


ただいまーー！


案の定おっきな声で帰って来ました。

遊びきって清々しい顔でw

お母さんハイ！

見ると小さな手に握りしめたタンポポ。

もう5歳。

だけどまだ5歳。

そのタンポポを握った手が
まだまだ小さく見えました。


この手でお母さんのことを思って
タンポポ摘んでくれたんだね。

ありがとう。



たかがタンポポ。

でも、キッチンの窓際が明るくなりました。



ありがとう。